下町の太陽 (したまちのたいよう)
伍代夏子 30周年記念
作詩 横井 弘 作曲 江口浩司 編曲 石田勝範
下町の空にかがやく太陽は よろこびと悲しみ写すガラス窓
心のいたむその朝は 足音しみる橋の上
あゝ 太陽に呼びかける
下町の恋を育てた太陽は 縁日に 二人で分けた丸いあめ
口さえ聞けず別れては 祭りの午後のなつかしく
あゝ 太陽に涙ぐむ
下町の屋根を温める太陽は 貧しくも笑顔を消さぬ母の顔
悩みを夢をうちあけて 路地にも幸(さち)のくるように
あゝ 太陽に今日もまた