天城越え（あまぎごえ）/ 石川さゆり

1.

隠しきれない 移り香が   못다 숨긴 잔향이
(카쿠시키레나이 우츠리가가)

いつしかあなたに 浸みついた   언제부턴가 당신에게 스며들었죠
(이츠시카 아나타니 시미츠이타)

誰かに盗られる くらいなら   다른 사람에 빼앗길 바에야
(다레카니 토라레루 쿠라이나라)

あなたを殺していいですか   당신을 죽여도 될까요
(아나타오 코로시테 이이데스카)

寝乱れて 隠れ宿   자다 일어나 인적이 드문 여관으로
(네미다레테 카쿠레야도)

九十九折り 浄蓮の滝   구불구불한 길 넘어 죠렌 폭포
(츠즈라오리 죠렌노 타키)

舞い上がり 揺れ堕ちる 肩のむこうに  떠올랐다 떨어지는 어깨 너머로
(마이아가리 유레오치루 카타노 무코오니)

 

あなた… 山が燃える   당신... 산이 불타고 있어요

 

2.

口を開けば 別れると   입만 열면 헤어지자고
(쿠치오 히라케바 와카레루토)

刺さったまんまの 割れ硝子   내 마음에 꽂혀버린 깨진 유리
(사삿타 만마노 와레가라스)

ふたりで居たって 寒いけど   같이 있어봤자 추울 뿐이지만
(후타리데 이탓테 사무이케도)

嘘でも抱かれりゃ あたたかい   거짓이라도 안겨있으면 따뜻한 걸요
(우소데모 다카레랴 아타타카이)

わさび沢 隠れ径   와사비자와 숨겨진 길
(와사비자와 카쿠레미치)

小夜時雨 寒天橋   비가 오락가락하는 칸텐바시
(사요시구레 칸텐바시)

 

恨んでも 恨んでも 躯うらはら   원망해봐도 원망해봐도 막상 몸은 반대로
(우란데모 우란데모 카라다 우라하라)

あなた… 山が燃える   당신... 산이 불타고 있어요
(아나타 야마가 모에루)

戻れなくても もういいの   돌아갈 수 없어도 상관없어요
(모도레나쿠테모 모오 이이노)

くらくら燃える 地を這って   활활 타오르는 땅을 기어서
(쿠라쿠라 모에루 치오 핫테)

あなたと越えたい 天城越え   당신과 함께 넘고 싶은 아마기 고개
(아나타토 코에타이 아마기고에)

 

3.

走り水 迷い恋   거센 물살, 방황하는 사랑
(하시리미즈 마요이고이)

風の群れ 天城隧道   바람이 세차게 부는 아마기 터널
(카제노 무레 아마기 즈이도)

恨んでも 恨んでも 躯うらはら   원망해봐도 원망해봐도 막상 몸은 반대로
(우란데모 우란데모 카라다 우라하라)

あなた… 山が燃える   당신... 산이 불타고 있어요
(아나타 야마가 모에루)

戻れなくても もういいの   돌아갈 수 없어도 상관없어요
(모도레나쿠테모 모오 이이노)

くらくら燃える 地を這って   활활 타오르는 땅을 기어서
(쿠라쿠라 모에루 치오 핫테)

あなたと越えたい 天城越え   당신과 함께 넘고 싶은 아마기 고개
(아나타토 코에타이 아마기고에)

 

「天城越え」 : 静岡県伊豆市と賀茂郡河津町の境にある天城峠を越える旅路のこと。

♬ 意味・心情...

「不倫男女、それも男はもう別れたがっていて、それを知りながら別れることの出来ない悲しい女心を歌ったもの」 ,

「あなたを殺していいですか」とまで歌っているところからも、せっぱ詰まった(막다른)女性の心理を表現していることは確かです。浮気を知ってしまった女性が、それでも男性に抱かれている場面です, さらに歌詞を聴き込んでいくと、愛憎や官能が入り乱れるすさまじい世界が展開していきます。